Wi-SUN Add-onボード「SPRESENSE-WiSUN-EVK-701」、センサAdd-onボード「SPRESENSE-SENSOR-EVK-701」、Bluetooth®LE Add-onボード「SPRESENSE-BLE-EVK-701」は、ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社が提供するIoT向けボードコンピュータSPRESENSEの持つGPS受信機能とハイレゾリューション・オーディオコーデック機能に加えて、さらにWi-SUN通信機能、センサ機能、Bluetooth®LE通信機能を追加し、より高度なIoT機器の評価・開発に貢献するものです。
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Wi-SUN Add-onボード SPRESENSE-WiSUN-EVK-701
Wi-SUN Add-onボード「SPRESENSE-WiSUN-EVK-701」はSPRESENSEにWi-SUN通信の機能を追加する拡張ボードです。Wi-SUN規格はHEMSやBEMSに適した通信であり、搭載しているファームウェアはリレー通信やスリープ機能を含む、より汎用的に使用できる規格である「Wi-SUN Enhanced HAN」に対応しています。従来の1対多のスター型接続に加え、1対多対多のツリー型接続ができるため、低消費電力かつ長距離通信が可能なセンサノードを実現できます。
チップアンテナを内蔵し、高周波設計と無線特性調整済みです。また日本国内の無線法令規制であるTELECの認証済みで、お客様での電波法認証も不要のため、すぐに使用できます。SPRESENSE向けArduino用のソースコードを提供し、簡単に通信評価を行うことができます。
製品名 | 機能 | サンプル |
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BP35C0-J11 | 特定小電力無線通信 | 購入 |
Arduinoドライバ、サンプルアプリ
ハードウェア関連資料
Wi-SUNモジュール(特定小電力無線モジュール)
Wi-SUNはWireless Smart Utility Networkの略で、日本を代表する電力会社のスマートメータに、このWi-SUNが採用されたことで大きく注目が集まっている次世代無線通信規格です。日本では特定小電力無線と呼ばれる920MHz帯で使用されます。920MHz帯は、既存の無線との電波干渉を起こしにくく、低消費電力でありながら長距離のデータ通信が可能な電波帯です。ZigBeeやBluetooth®が使用する2.4GHzに比べて電波の回り込み特性に優れているため、壁や障害物がある場所でも安定な通信を確保することもできます。また、既にアメリカ、中国、韓国、オーストラリアで使用されており、欧州でも開放が検討されるなど、世界で共通して使用される周波数帯となりつつあり、今後もますます市場が拡大されると考えられています。
【生産終了】センサAdd-onボード SPRESENSE-SENSOR-EVK-701
センサAdd-onボード「SPRESENSE-SENSOR-EVK-701」は、SPRESENSEの持つGPS受信機能とハイレゾリューション・オーディオコーデック機能に加えて、さらにモーションセンシングに必須である加速度、気圧、地磁気の3種類のセンサ機能を追加するものです。また、センサ拡張コネクタにより、照度、近接、カラー、磁気、温度、紫外線、脈波などさらに7種類以上のセンサ機能を追加することが出来ます。Arduino、NuttXなどSPRESENSEが標準サポートする各ソフトウェアプラットフォーム向けのソフトウェアをオープンソースで提供し、機器の迅速な評価・開発に貢献します。
製品名 | 機能 |
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KX122-1037 (*1) (新規設計非推奨) | 加速度センサ |
KX126-1063(*1) (新規設計非推奨) | 加速度センサ |
BM1422AGMV | 地磁気センサ |
BM1383AGLV (新規設計非推奨) | 気圧センサ |
*1 SPRESENSE-SENSOR-EVK-701には、KX122-1037もしくはKX126-1063のどちらかが搭載されています。搭載されている加速度センサは販売時期によって異なります 。 Sensor-Add-on-Demo.ino のサンプルコードをご使用頂くことでどの時期に購入したものでもご使用頂けます。サンプルコードはArduinoドライバ、サンプルアプリから入手頂けます。
Arduinoドライバ、サンプルアプリ
NuttXドライバ
ロームセンサ評価キット
【生産終了】Bluetooth®LE Add-onボード SPRESENSE-BLE-EVK-701
Bluetooth®LE Add-onボード「SPRESENSE-BLE-EVK-701」は、SPRESENSEにBluetooth LE通信機能を追加するものです。アンテナを内蔵し、TELEC、FCC、CE、ICの電波法認証取得済みなので、SPRESENSEと組み合わせた無線機器としてすぐに使用することができます。Arduino、NuttXなどSPRESENSEが標準サポートする各ソフトウェアプラットフォーム向けのソフトウェアをオープンソースで提供し、機器の迅速な評価・開発に貢献します。また、スマートフォンアプリ「BLE Tool」を使えばデバイスとの簡単な通信確認ができます。
搭載製品
製品名 | 機能 |
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MK71251-02 (新規設計非推奨) | Bluetooth®LEモジュール |
Arduinoドライバ、サンプルアプリ
NuttXドライバ
SPRESENSEとは?
SPRESENSEは、低消費電力でありながら、GPS受信機能とハイレゾリューション・オーディオコーデックを搭載したIoT向けボードコンピュータです。例えば、GPSと高機能プロセッサを活用したドローンや、ハイレゾリューションオーディオの再生・録音、内蔵フルデジタルアンプを活用したスマートスピーカ端末、低消費電力を活かした定点撮影カメラなど、IoTを今まで以上にスマートで高度なものにしていきます。