BD94130MUF-M
24-channel Constant Current Drivers and 8-line Switch Controllers Embedded Backlight LED Driver
BD94130MUF-M is embedded 24-channel constant current drivers with 12bit PWM dimming and max 8-line switch controllers. This device can set LED constant current value by setting external ISET resistor. Communication with μ-controller via SPI is feasible.
主な仕様
機能安全:

特性:
Topology
Constant Current
Vin(Min.)[V]
3
Vin(Max.)[V]
5.5
Total Output Current (Max.)[mA]
1920
Per Channel Drive(Max.)[mA]
80
Number of Outputs
24
Vout(Max.)[V]
20
Data Input
SPI
Data Transfer Rate(Max.)[MHz]
20
Dimming
DC / PWM
PWM Dimming Steps
4096
DC Dimming Steps
64
Operating Temperature (Min.)[°C]
-40
Operating Temperature (Max.)[°C]
125
Package Size [mm]
8.0x8.0 (t=1.0)
Common Standard
AEC-Q100 (Automotive Grade)
特長:
- AEC-Q100 Qualified(Grade 1)
- Functional Safety Supportive Automotive Products
- Integrated 24-channel LED Constant Current Drivers
- Integrated 4/6/8-line Switch Controllers
- SPI Interface (Cascade Connection Feasible)
- 12bit PWM Dimming
- LED Constant Current Setting by ISET Resistor
- Phase Shift Function
- 6bit Dot Correct (50% to 100%)
- LED Open Detection and LED Short Detection
- Adjacent LEDCH Short Detection
- PGATE Short Protection
- VINSW Over Voltage Protection
- Slew Rate Control for PMOS Gate Driver
- Abnormality Output FAILB Pin
製品概要
背景
近年、ADAS(先進運転支援システム)の進化やカーインフォテインメントの機能増加に伴い、車載ディスプレイには視認性向上に寄与する高精細化が求められています。これに対して、ローカルディミング機能搭載のLEDドライバは、液晶暗部のバックライトのみを消灯でき、高精細な液晶表示と低消費電力化に貢献することから、次世代コックピットを開発している各車載メーカーで検討が進んでいます。一方、ダイレクト方式の従来LEDドライバは、1つのICで制御できるエリア数が100エリア未満と少なく、画面の大型化に伴ってエリア数の増加が進む車載ディスプレイにおいては、LEDドライバ及び周辺部品の面積増大が課題でした。
概要
「BD94130xxx-M」は、8系統のスイッチコントローラと24chのカレントドライバを組み合わせたマトリクス方式のLEDドライバであり、バックライト用のミニLEDを1つのICで最大192エリアに分割して制御(調光)可能です。また、各エリアのミニLEDは、ローカルディミング機能により独立制御が可能なため、ディスプレイの高精細化と低消費電力化に貢献します。現在、車載ディスプレイにおいては、市場トレンドとしてエリア数の増加が進んでいますが、「BD94130xxx-M」はダイレクト方式の一般品と比べて、1つのICで制御できるエリア数が多いため、LEDドライバの実装面積と搭載数量を大幅に削減することが可能です。例えば、現在主流の10インチクラスの車載ディスプレイを搭載したカーインフォテインメントでは、約600エリアの制御が必要となりますが、「BD94130xxx-M」は、ダイレクト方式の一般品(48エリア対応品)と比較して、1/4のLEDドライバ数量で制御でき、LEDドライバの占める実装面積も最大約84%削減可能です。加えて、次世代コックピットになり画面の大型化が進むと、エリア数は増加するため、搭載メリットはますます大きくなります。


アプリケーション例
ローカルディミング機能を搭載しているため、ハイコントラストな車載ディスプレイを実現可能です。
・電子ミラー(サイドミラー、バックミラー)
・カーインフォテインメント
・メータークラスター
・ヘッドアップディスプレイ(HUD)
リファレンスデザイン / アプリケーション評価キット
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- Reference Design - REF66005
- LEDバックライト(直下型バックライト、ローカルディミング)
直下型LEDバックライト方式は、高精細ディスプレイに対応できる、高輝度化、コントラスト向上、エリア制御を実現できます。 8系統スイッチと24Ch LEDドライバを備えたLEDドライバ BD94130MUF-Cを4pcs使い、24 x 32のマトリックスでLEDを駆動するデモ機です。
Shockley社とのコラボレーションボード
上海Shockleyは2005年10月に設立され、中国の電子産業のニーズに応えています。半導体チップに基づいたビジネスおよび製品ソリューションを提供する登録代理店です。Shockleyには、技術研究開発およびマーケティングを専門とする経験豊富なチームがあり、顧客のニーズに応じた技術サービスと完全なソリューションを提供し、製品設計の迅速かつ効率的な完成を支援しています。