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イニシアティブへの参画、外部からの評価 ロームのサステナビリティ

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イニシアティブへの参画

ロームグループは、企業目的に掲げる「品質を第一とする。文化の進歩向上に貢献する」を礎に、将来にわたって環境・社会課題を解決し、ステークホルダーから選ばれ続ける会社となることを目指し、国際的なイニシアティブに積極的に参画しています。

国連グローバル・コンパクト

国連グローバル・コンパクト(UNGC)とは、企業をはじめとする組織体が「人権」「労働」「環境」「腐敗防止」の4分野にわたる10の原則において、責任ある創造的なリーダーシップを発揮することによって持続可能な発を実現することを目指した国際的なイニシアティブです。
ロームグループは2011年5月にUNGCに加盟し、10原則を支持しています。

国連グローバル・コンパクト(UNGC)10原則対照表

国連グローバル・コンパクト

気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)

脱炭素化社会の実現に向けて、「気候関連財務情報開示タスクフォース(The Task Force on Climate-related Financial Disclosures)」の提言に2021年9月に賛同しました。
「気候変動」を事業活動に大きな影響を与える重要な経営課題の1つと認識し、TCFDの提言に沿った情報開示に取り組み、持続可能な社会の実現を目指してまいります。

TCFDフレームワークに基づく情報開示

気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)

SBTi(Science Based Targets initiative)

2030年に向けた温室効果ガス削減目標について、パリ協定の「2℃目標」を達成する上で科学的な根拠があると認められ、2022年2月に「SBTi(Science Based Target initiative)」より「1.5℃水準」の認定を取得しました。
ロームの主力製品である半導体製品による省エネ、小型化に寄与することで社会解決を目指すのみならず、その生産工程など事業活動全般における環境負荷削減も重要と認識し、グループ全体で再生可能エネルギーの利用や、環境配慮型の生産設備導入を積極的に進めてまいります。

SBTi(Science Based Targets initiative)

国際イニシアティブ「RE100」

事業で使用する電力を100%再生可能エネルギーとすることを目指す国際企業イニシアティブ「RE100(100% Renewable Electricity)」に2022年4月から加盟しています。
2021年4月に策定した「ロームグループ環境ビジョン2050」、同年5月に発表した中経営計画「MOVING FORWARD to 2025」に基づき、再生可能エネルギーの導入量を段階的に引き上げ、国内外の全ての事業活動で使用する電力を2050年度に100%再生可能エネルギー電源(水力、地熱、太陽光発電等)由来とする活動を進めています。

国際イニシアティブ「RE100」

気候変動イニシアティブ(JCI:Japan Climate Initiative)

脱炭素社会の実現を目指すネットワーク「気候変動イニシアティブ(Japan Climate Initiative)」に参加しています。 「気候変動イニシアティブ」は、日本で気候変動対策に積極的に取り組む企業や自治体、NGOなどの情報発信や意見交換を強化するために設立されたネットワークです。

気候変動イニシアティブ(JCI:Japan Climate Initiative)

外部からの評価

企業の社会・環境・倫理側面を投資の判断基準とする社会的責任投資(SRI)において、ロームはSRI関連評価機関から高い評価を受け、様々なSRIインデックスの構成銘柄に選定されています。

主なESGインデクスへの組み入れ状況

「FTSE4Good Index Series」

「FTSE4Good Index Series」

ロームは、英国のFTSE RussellによるESG(環境、社会、ガバナンス)投資のための代表的な指数である「FTSE4 Good Index」の構成銘柄に21年連続で選定されています。

「MSCI ESG Leaders Indexes」

「MSCI ESG Leaders Indexes」

米国MSCIが開発する指数で、ESG(環境・社会・ガバナンス)に優れた取り組みを行っている企業を選定した世界的指数です。
ロームは、ESG(環境・社会・ガバナンス)評価が⾼い⽇本企業で構成されている「MSCI ジャパンESGセレクト・リーダーズ指数」の銘柄に選定されました。

また、MSCIが行うESGレーティングにおいて、ロームグループは2023年度の評価においてAA評価をいただきました。 MSCIは、ESG評価対象企業の産業の特徴を踏まえ、重要度の高いESG課題を絞り込んだうえでの評価を行うことに特徴があります。

年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が採用するESG投資指数への選定状況

「FTSE Blossom Japan Index」

「FTSE Blossom Japan Index」

ロームは、英国のFTSE Russellによる2017年に新たにESG投資指数として開発された「FTSE Blossom Japan Index」の構成銘柄に7年連続で選定されています。

「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index」

「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index」

ロームは、FTSE Blossom Japan Sector Relative Indexの構成銘柄に採用されています。FTSE Blossom Japan Sector Relative Indexは、各セクターにおいて相対的に、環境、社会、ガバナンス(ESG)の対応に優れた日本企業のパフオーマンスを反映するインデックスで、セクター・ニュートラルとなるよう設計されています。また、低炭素経済への移行を促進するため、特に温室効果ガス排出量の多い企業については、TPI経営品質スコアにより改善の取り組みが評価される企業のみが組み入れられています。

「MSCI日本株ESGセレクト・リーダーズ指数」

「MSCI日本株ESGセレクト・リーダーズ指数」

ロームは、GPIFが採用している、MSCI社提供のESG(環境・社会・ガバナンス)投資の代表的な指数である「MSCI日本株ESGセレクト・リーダーズ指数」の構成銘柄に選定されました。

「MSCI 日本株 ESG セレクト・リーダーズ指数」とは、米国のモルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)社により作成されたESG投資インデックスです。MSCI日本株IMI指数を構成する銘柄のうち、各業種内でESG格付けの高い企業が選定された指数で、2024年1月現在、516社が選定されています。

当社のMSCI指数への組み入れや、MSCIのロゴ、商標、サービスマーク及び指数名の使用は、MSCIまたはその関連会社による当社のスポンサーシップ、保証、または宣伝ではありません。MSCI指数はMSCIの独占的財産です。MSCI及びMSCIインデックスの名称とロゴは、MSCIまたはその関連会社の商標またはサービスマークです。

「S&P/JPX カーボン・エフィシエント指数」

「S&P/JPX カーボン・エフィシエント指数」

ロームは、S&P/JPX カーボン・エフィシエント指数の構成銘柄に採用されています。
S&P/JPX カーボン・エフィシエント指数は、S&Pダウ・ジョーンズと東京証券取引所が共同開発したもので、国内株を対象としている指数です。
環境情報の開示状況、炭素効率性(売上高当たり炭素排出量)の水準により構成銘柄の投資ウエイトが決められます。

「Morningstar日本株式ジェンダー・ダイバーシティ・ティルト指数(除くREIT)」

米国のMorningstar社が開発したインデックスで、確立されたジェンダー・ダイバーシティ・ポリシーが企業カルチャーとして浸透している企業、およびジェンダーに関係なく従業員に対し平等な機会を約束している企業に重点をおいたインデックスです。ロームはグループ2に選定されています。

社外からのサステナビリティ評価

S&P Global社「Sustainability Yearbook Member」に選定

S&P Global社「Sustainability Yearbook Member」に選定

ロームは、米国のS&P Global社がサステナビリティに優れた企業を掲載する「The Sustainability Yearbook 2024」において、半導体・半導体製造装置(Semiconductors & Semiconductor Equipment)業界における上位15%の企業として「Sustainability Yearbook Member」に選定されました。
S&P Global社は毎年、独自の評価手法であるCSA(Corporate Sustainability Assessment)により、世界の主要企業を対象に「経済」「環境」「社会」の3つの側面から企業のサステナビリティについて評価を行い、産業ごとに特に優秀な先進企業を「The Sustainability Yearbook」に掲載しています。2023年度は、62の産業で世界9,400社以上を対象に評価が行われました。

CDP「水セキュリティ調査」において、最高評価「Aリスト」に選定

CDP「水セキュリティ調査」において、最高評価「Aリスト」に選定

国際環境非営利団体CDP(本社:イギリス)の水資源管理に関する調査において、最高評価である「CDP水セキュリティAリスト」企業に3年連続で選定され、サステナビリティにおける先進企業として認定されました。CDPは、全世界約23,000社の企業を対象に調査を行い、企業が気候変動や森林減少、水のセキュリティといった問題にどのように効果的に対応しているかに基づきAからD-のスコアで評価しています。
また、 「気候変動」においては、先進的な活動を行っているリーダーシップレベルの「A-(Aマイナス)」の評価を受けました。

「EcoVadis」社サステナビリティ評価でシルバーに格付け

「EcoVadis」社サステナビリティ評価でシルバーに格付け

ロームは、Ecovadis社による2023年のサステナビリティ評価において、「シルバー」評価を獲得しました。
Ecovadis社は、サプライヤー企業の持続可能性を評価・モニタリングする第三者機関で、世界175ヶ国、200業種、100,000以上の団体・企業のCSR活動を「環境」、「労働と人権」、「倫理」、「持続可能な資源調達」の4つの分野で評価しています。

「健康経営優良法人~ホワイト500~」に認定

「健康経営有優良法人~ホワイト500~」に認定

ロームは、経済産業省と日本健康会議が主催する健康経営優良法人認定制度にて、「健康経営優良法人2024」に7年連続で認定されました。本制度は、地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度です。

「第11回 企業の品質経営度調査」で総合評価4.5星を獲得

一般財団法人日本科学技術連盟による第11回「企業の品質経営度調査」において、ロームが総合評価上位となる4.5星に認定されました。「企業の品質経営度調査」とは、産業界に対して"品質"の重要性の再認識を促すことなどを目的に、2004年から日本科学技術連盟が日本経済新聞社の後援のもと、主に製造業を対象に2年に1度実施される調査です。

ABINCより「いきもの共生事業所認証」を取得

ABINCより「いきもの共生事業所認証」を取得

ロームは、「本社周辺での生物多様性に配慮した環境保全の取り組みが高く評価され、一般社団法人 いきもの共生事業推進協議会(ABINC)の「いきもの共生事業所認証」を取得しました。ABINC認証は、一般社団法人 企業と生物多様性イニシアチブ(JBIB)が開発した「いきもの共生事業所推進ガイドライン」に基づき、生物多様性に配慮した緑地づくりや管理・利用などの取り組みを第三者評価・認証する、2014年から始まった認証制度です。

ABINC(Association for Business Innovation in harmony with Nature and Community)

ローム本社「緑の認定」SEGESを取得

ローム本社「緑の認定」SEGESを取得

SEGESは、緑を守り育てる活動を通じて社会や環境に貢献している企業等の緑地を対象に、優れた取り組みを客観的に評価・認定する制度です。
ローム株式会社 本社工場は、、2021年3月より公益財団法人都市緑化機構が運営する「緑の認定」SEGES(※2)「そだてる緑」部門において、「Excellent stage2」の認定を継続取得しています。また、2024年3月には、地域に根差したアイデンティティあるまとまった緑地空間の創出、地域との環境コミュニケーションの強化が評価され、認定ラベルが「Excellent stage3」ステージに昇格しました。ロームが受けた「Excellent stage3」の評価は、5段階中上位2ランク目の認定ラベルとなります。

お客様からの表彰・評価

ロームグループは、お客様の期待に応えるため、日々品質改善や環境課題等を改善する取り組みを行っております。お客様からは自社の取り組みが評価され、これまで以下の表彰を受賞しております。

受賞年度 受賞内容
2023 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社様より「プレミアパートナー」を受賞
2023 Panasonic System Networks Malaysia Sdn Bhd (PSNM)様より「Best Supplier AWARD 2023」を受賞
2023 Panasonic System Networks Vietnam Co.,Ltd (PSNV)様より「Best Supplier AWARD 2023」を受賞
2023 富士電機株式会社 鈴鹿工場様より「QCDSベストサプライヤ賞」を受賞
2023 三菱電機株式会社福山製作所様より「品質優良表彰」を受賞
2023 Bosch様より「サステイナビリティ」部門で「Supplier Award」を受賞
2023 住友電気工業様より「SDGs特別賞」を受賞
2023 サンデン株式会社様より「Excellent Quality Awards」を受賞
2022 Vitesco technologies様より「Supplier of the Year 2022」を受賞
2022 Continental様より「Supplier of the Year 2022」を受賞
2022 古河電気工業様より「Environmental Award 2022」を受賞
2022 Gentex様より「Supplier Excellence Award」を受賞
2022 キヤノン中山工場様より「品質最優秀賞」を受賞
2021 デンソー様より、一般バイポーラIC部門における電子部品品質評価制度にて5年連続最優秀「品質優良仕入先」を受賞
2021 キヤノン中山工場様より「品質優秀賞」を受賞
2020 Continental様より「Supplier of the Year 2019「Best Performance within Global Category Discretes」を受賞
2020 ミネベアミツミ様より「品質貢献賞」を受賞
2020 スタンレー電気様より2019年度搬入品質が評価され、「品質優秀賞」を受賞
2020 住友電装様より「品質優良賞」を受賞
2020 トヨタ自動車様より「品質感謝状」を受賞
2020 General Motors様より「GM Supplier Quality Excellence Award」を受賞
2019 スタンレー電気様より2018年度搬入品質が評価され、「品質優秀賞」を受賞
2019 PST様より「品質/納期優秀賞」を受賞
2018 パイオニア様より「優良サプライヤー賞」を受賞
2018 スタンレー電気様より2017年度搬入品質が評価され、「品質優秀賞」を受賞
2018 TOTO様より2017年度サプライヤー評価において「パートナー最優良賞」を受賞

直近6年度分の実績を掲載しています。

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