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AC/DCコンバータとは?AC/DCコンバータ

AC/DCコンバータとは?

AC(交流電圧)をDC(直流電圧)に変換する機器のことをAC/DCコンバータと言います。

AC/DCコンバータはなぜ必要?

なぜ、AC/DCコンバータは必要なのか?
それは、家庭やビルに送られてくる電気は100Vや200VのAC電圧です。
それに対して、みなさんが使う電気製品のほとんどは5Vや3.3VのDC電圧で動作します。
つまり、送られてくるAC電圧をDC電圧に変換しなければ、電気製品が動かせないということです。

AC電圧をDC電圧に変換

中にはモータや電球など、AC電圧でも駆動するものもありますが、モータもマイコン等の制御回路が一緒になっていたり、電球も省エネなLEDに変わってきたりと、ACDC変換が必要になってきています。

なぜAC電圧で送られてくるの?

「使う電気製品がDC駆動なら、最初からDCで送電してくればいいじゃないか」と思われるかもしれません。
ご存知のように、電気は水力/火力/原子力など発電所で作られます。この発電所は山間部や海岸などにあり、そこから都市部までに送電するには、AC電圧のほうがメリットがあります。
簡単に言うと、高電圧/低電流でAC電圧送電をすることで、伝送損失(エネルギーロス)を低減させているのです。
しかし、実際の家庭では、高電圧をそのまま利用することはできないので、数か所の変電所を経て段階的に変圧(降圧)を行い、最終的に家庭に引き込む前に100Vや200Vまでに変圧されます。これらの変圧もACのほうが簡単ということでAC電圧で送られてくるのです。

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