USB PDUSB Power Deliveryのメリット
USB PD導入のメリット
USB PDを導入することで、以下のようなことができるようになります。
USB端子から電源供給
USB PDのパワールールでは、5V、9V、15V、20Vの4つの電圧に対応した、最大100Wの大電力がUSB Type-C端子から供給可能になります。
15W | 27W | 45W | 60W~100W |
5V/1.5A 5V/3A |
9V/3A | 15V/3A | 20V/3A~5A |
【USB PD パワールール】
アダプタの共通化
セットに合わせた電力供給ができるので、いままで機種ごとにあった電源や充電器も共通アダプタでの使用が可能になり、利便性が大きく向上します。
機器どうしでの受給電
機器間での受給電が可能となります。
Source(給電)側 / Sink(受電)側の双方入れ替えも可能です。
データ通信と同時に電力供給
USB Type-Cコネクタを使うことで、従来のUSBデータ通信と同時に電力供給が行えます。
また、AlternateModeにも対応が可能で、映像信号を扱うこともできます。
1つのUSB端子で、データ伝送、電力受給電、映像信号伝送を行うことが可能となり、簡単で利便性の高い環境構築の実現が可能になります。
AlternateMode :
映像信号を扱うことが可能な制御モード。これまでノートPCなどの電子機器に必須であった映像専用端子の設置が不要となる。